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きもの de  短歌 その18

伊達衿は 小紋以上に使用して たるみなくつけ 衿元よそおう

伊達衿(重ね衿)は、着物の衿と長襦袢の衿の間に付けます。付け方は、付属のクリップで

着物の衿裏の縫い目に留めるのですが、自分で着付ける場合は、縫い付けたほうが楽です。

衿の出方は5ミリぐらい。トリミングのための色重ねなので、あまり出過ぎても野暮ったくなります。

伊達衿の色は、基本的には柄中の一色を用いるのが無難です。訪問着ならば、肩口の柄中の一色。

もちろん、どんな色を合わせようとそれは自由ですが、着物姿の色がさねは調和が大切なので、

「馴染む色」であることがポイントです。

伊達衿を使うきものは一般的にはつけさげや訪問着。小紋姿にも合わせられますが、

無理に合わせるのなら無い方がすっきりしていいかもしれません。

無地は柄が無いので、地色の濃淡色の一択のみ。

そして、どうしても紬に合わせたいって方。もちろん自己責任のおしゃれですので、

そうよワタシはこういう趣味とセンスなの!と、堂々と着ちゃうのが勝ちです。

ようやく夏も暑くなったことだし!

 

 

 

 

 

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