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2011年5月

「チャンティン和更紗とみちのく紬展」&「きねや足袋誂え会」今月27日(金)より

チャンティン染色作家・橋本文子さんの作品と、白鷹紬のコラボ&きねや足袋の誂え会。

特に誂え足袋は、別注価格通常4.200円がなんと2.730円!の超お徳価格。

御予約まだ空きあり。今すぐ!

 

 

チャンティン

 

橋本文子

しみ抜きビフォー・アフター③掲載しました。

しみ抜き事例③のビフォーアフターです。「今週のしみ抜き」をクリック!

きものを美しく装う「きもの百首」※その三

衿ぬきは 年齢により加減して

     きものの格と 体型にもよる

 

「着こなし」という言葉があります。

「着こなし」とは、「着る」ことを「こなす」、つまり「思い通りに着る」ということです。

和装でも洋装でも使いますが、きものと洋服ではちょっとニュアンスが違ってきます。

 洋服の場合は主に「コーディネイト」、つまりアウターとボトム、またはインナーとの

組み合わせ」を意味しますが、きものの場合は、文字通り「着方」を表します。

 

体のカタチに沿っていて、容易に着ることができる洋服に比べ、ひも一本で身にまとうきものは

どうしても着方が不安定になりがちですが、それゆえ、アレンジし易いとも言えます。

それを逆手に、きものは昔からちょっとした着方の違いで、着手の人となりを表現してきました。

衿を抜く(衣紋を抜くとも言う)とは、衿後ろを下げて首筋を開ける着方のことで、

これは江戸時代に、鬢付け油で衿が汚れないように、衿を抜いたことが始まりです。

襟足がのぞくことで玄人感が出て、若い女性(特に箱入り娘さん)には不向きとされていますが、

そのように着付けてわざと雰囲気を醸し出したり、首の短さ、肩回りのボリュームをおさえるために、

衿を抜いてすっきり見せるなど、それこそ、「着こなし」で表現できるのです。

 

着るもののカタチではなく、着方を変えることで、着手の意思を表現する。

洋服にはない(イヤ、下げパンがあるか)、まさしく、「衣の文化」であるところの

「きもの」だからこそ、為せるワザなのです。

「チャンティン和更紗&きねや誂え足袋の会」開催のお知らせ

3月から延期となっていた「チャンティン和更紗」&「きねや誂え足袋の会」を、今月27日(金)より

3日間の日程で開催いたします。「誂え足袋の会」は、別注すると通常4.000円以上する誂え足袋が、

この3日間に限り、なんと2.730円!とってもお得な3日間です。要予約。

ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。ご案内状を差し上げます。

「丸染め加工」掲載しました。

「付けさげ」の丸染めです。「今週のしみ抜き」をクリック!