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2019年12月

きもの de  短歌 その19

伊達締めは 衿元裾をととのえて 上、下2本で 着くずれ防ぐ

伊達締めは、8~10センチ巾の芯が入った、腰紐の親戚のような小物。

主に前合わせのモコモコ感をすっきりと抑え付けるのに使います。

上、下とは長襦袢、きものを意味し、つまり着装には2本必要です。

 

伊達締めは、着付けに必要な和装小物のひとつですが、実は腰紐でも

代用できます。実際のところ、衿合わせはコーリンベルトを使いますし、

着くずれ防止の要は腰紐にあります。どれほど小物を使っても、やはり

心棒がしっかりしてなくてはダメです。そう、アタシも同じですね。

 

は、私事で恐縮ですが、暮れに首の手術をして、数日前に退院

して来たばかりでして、今モニターの前でキーを叩くのも必死なのです。

人間(に限らず)、心棒がしっかりしてな、あきまへんなぁ・・・。