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2023年7月

きもの DE 短歌 その30

本重ね 白の四丈で同寸に きもの下着を 重ねて着ること

「本重ね」(本襲)とは、白の羽二重

か縮緬で仕立てた長着のこと。

 

四丈とは八掛付き、つまり袷の意味。

 

留袖は今でこそ比翼仕立てですが、

昔はこのような白長着を重ね着して

いました。

 

そうそう、知り合いの着付けの先生が

嘆いてました。

 

古い祖母の留袖を着たいと持ち込んだ

はいいが、本重ねなので比翼がない。

 

どうやら一緒にしまってあった襦袢と

勘違いしてるようで、それでも時間が

ないので最悪たまたま持っていた白の

ね衿でそれっぽく着せ付けたとか。

 

また小物を含め、完全に準備してあり

ながら、いざ着せ付けたら全く寸法が

合ってないとか。

 

今の時代、着付けのお仕事も、

何かと大変なようで。

 

ところでこの本重ね、その由来はと調

べてみたのですが、比翼仕立てに移る

経緯ばかりがヒットして、何故本重ね

なのかがよく分らない。

 

本襲の「襲」の字の「龍」は「高貴」

という意味で、それに「衣」なので

十二単のような宮中衣装から受け継い

でいる説とか、留袖は元々振袖の袖を

留めることから派生してるので、振袖

が元は本重ねの着方だったなど、どれ

も推察の域をで出ないのです。

 

chatGTPでも分らない。

 

恐らく、それら様々な絡み合う中に、

その答えはあるのだろう。

 

 

いいではないか。

 

歴史とは偶然の積み重ねである。

 

偶然は必然で不変。

 

全ての事象は受止め方次第なのだ。

 

調べても出てこないなら、

それは出す意味がない、つまり

重要な事ではないのかもしれない。

 

重要ではない

 

重要ではないのだ。

 

お前がしていることすべて無駄。

 

意味が無いんだよ!

 

そんな意味無いこと載せるぐらいなら

ブログなんかやめちまえ!

分かったかコノヤロー!

 

 

え?何?、そうなの?