ホーム>スタッフブログ>きものDE短歌>きもの DE 短歌 その22
きものDE短歌

きもの DE 短歌 その22

履物は きものの種類で使いわけ 格高きほど かかと高きを

履物も、基本的に礼装とカジュアルに

分けられます。一般に礼装はかかとが

高め(5センチ前後)で、三段重ねの

ものが多く、カジュアル用は一段で高

さも低めです。

 

また、色も礼装は金・銀や白っぽいも

のを選んだ方が無難ですが、カジュア

ルならコーディネートに合わせた色選

びが可能です。

 

履物のサイズ表示はS・M・L・LL

の4種類で、Mサイズが23~23.

5センチ、Lサイズが24~24.5

センチで、これより小さければS、大

きければLLとなります。

 

草履のサイズは靴のようにセンチ刻み

でなくアバウトなので、サイズ選びに

戸惑うかもしれませんが、靴のように

足を包む形状ではないので、普段履い

ている靴のサイズで判断すればよいと

思います。

 

また、よく草履はかかとが少しはみ出

た方が格好いい等と言われますが、そ

れは履き慣れた人の美意識の問題で、

サイズが合ってないと痛いだけです。

 

それと、試し履きで親指の部分が当た

って痛いので、大きめのサイズを選ぶ

人がいますが、指で挟む前ツボはその

人の足の厚さに合わせて伸びるので、

オーバーサイズだと後日かえって歩き

にくくなります。

 

本来は履き込んで自然に馴染むのです

が、着物の機会が少ない今日では、事

前に室内で履き慣れておくか、鼻緒を

引っ張り、前ツボを伸ばしておく必要

があります。

 

もっともどこで履こうが、自分で履け

ば痛い。なら、いっそのこと御主人様

に代わりに履いてもらうとか。

誰が履いても、要は大きくなればいい

のですから。

 

痛みも顧みず、体を張って妻に尽くす

そこにはまた新たな御主人の利用価値

もとい、偉大さに、

気付かれるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.ayashou-kimono.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/615